■ こんにちは。院長の田端です。朝夕は肌寒い日が続いてますね。僕は大学の6年間を温かい鹿児島で過ごしたせいか、めっぽう寒さに弱い大人になってしまいました。子供の頃は、冬空の下でもそれなり楽しく遊んでいたんですけどね。 ■ 急に冷え込みが強くなったせいか、体調を崩す動物たちも増えています。おなかの調子が悪いワンちゃん、膀胱炎で一日に何度もトイレに行ってしまうネコちゃん等々・・・。 ■ そんな時に活躍するのが、超音波(エコー)検査の機械です。胃腸などの消化管の動きや、ドキドキと拍動する心臓、膀胱の中にある結石など、リアルタイムで体の中の様子を手に取るように見ることができます。 ■ 10月より当院では、GE社製超音波診断装置の最新機種であるLOGIQ P7を導入しました。以前使用していた機種からは格段に性能が上がったので、より短時間で精度の高い検査ができるようになりました。もう、検査に時間がかかっても機械のせいにできなくなっちゃいましたね。 すでに、診察中のさまざまな場面で活躍してくれています。 ■ 序盤:犬の心臓です。心臓の弁の動きが分かりますか? ■ 中盤:犬の腎臓です。ソラマメのような楕円形をしています。内部の構造もはっきり分かりますね ■ 終盤:猫の脾臓に発生した腫瘍です。検査の結果「肥満細胞腫」という腫瘍だと分かりました。